「iPS細胞とはなにか」を読んで

STAP細胞に関する研究論文についての報道が盛んに行われていますね。まだ、不明な部分が多いので、早く全容を報告するなり、「こうすれば、出来ます」という報告が欲しいですね。

先週読んだこの本「iPS細胞とはなにか」は、2011年8月に出版された本です。「万能細胞研究の現在」と副題にあるように、万能細胞開発の歴史(クローン、ES細胞)、国内と海外の研究体制や特許について、そしてiPS細胞の臨床応用の可能性ついて書かれています。特許に関する各国・各企業の駆け引きの凄さを改めて認識させられました。

身近に万能細胞を利用して治してあげたい人が存在しているので、なんとかこの技術が早く臨床に応用され、そうした困っている人たちのためになって欲しい。そう改めて強く望みました。



iPS細胞とはなにか―万能細胞研究の現在 (ブルーバックス)
講談社
朝日新聞大阪本社科学医療グループ

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